ボルト 後半流して準決勝進出「スタートが決まった」

[ 2011年8月27日 22:44 ]

男子100メートル予選 余裕のある走りでゴールする、1着で準決勝進出を決めたウサイン・ボルト(左)

 陸上の世界選手権第1日は27日、韓国の大邱で行われ、男子100メートル予選で世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)は後半を流して10秒10で準決勝に進んだ。途中で後方を振り返るしぐさを見せる余裕の走り。「きょうはスタートが決まったからハッピーだ。今大会は勝つことに照準を合わせている。シーズンベストが出ればいい」と語った。

 今大会は「世界記録は無理。9秒7台か9秒6台を目指すよ」と威勢のいい言葉は口にしない。それでもライバルのパウエル(ジャマイカ)とゲイ(米国)が故障で欠場し、やはり主役の座は譲りそうにない。(共同)

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2011年8月27日のニュース