中里 10位健闘も 「世界のレベルを見せつけられた」

[ 2011年8月27日 13:32 ]

女子マラソン 10位でゴールし、苦しそうな表情の中里麗美

 陸上の世界選手権は27日、韓国・大邱(テグ)で開幕し、女子マラソンはキプラガト(31=ケニア)が2時間28分43秒で優勝した。日本勢は赤羽有紀子(31=ホクレン)が2時間29分35秒で5位になったのが最高で、初出場の中里 麗美(23=ダイハツ)が10位に入り、前回銀メダルの尾崎好美(30=第一生命)は18位だった。野尻あずさ(第一生命)は19位、伊藤舞(大塚製薬)は22位だった。

 初出場の中里は10位に入る健闘。「根尽きました。入賞に届かなかったのは悔しいが、いい経験ができた」と笑顔で振り返った。
 
 残り約10キロからのアフリカ勢のスパートには「ぼうぜんとする感じだった」と世界レベルの切り替えに衝撃を受けた様子。両親を含む地元の群馬県、所属先であるダイハツの応援団の大声援を受け、レース後は「本当に感謝しています」と頭を下げた。

 ▼中里麗美の話 世界のレベルを見せつけられた。惨敗だなと思った。世界と戦うには(スピードの)切り替えに対応しないと勝負にならない。今後の課題にしたい。(共同)

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2011年8月27日のニュース