森下まさか…世界王者が３回戦で無名選手に一本負け

＜男子66キロ級＞３回戦で一本負けした森下純平

柔道世界選手権第１日

（8月23日 フランス・パリ、ベルシー体育館）
　＜男子６０キロ級＞昨年の世界王者・森下が３回戦で敗退した。無名のモルドバ選手に出足払いで有効を奪われ、腕をきめられた。何とか逃げたが、右肘を痛めた。引き手が不十分となり、内股を小外刈りで返されて一本負け。「調子が良くて普通に勝てると思ってしまった」と振り返った。

　初戦、２回戦と一本勝ちし「そのままいける」との手応えが油断になった。まだ２１歳。「この負けをしっかり受け止めて、来年に向けて一からやり直したい」と話した。