池田 31位に後退…初の2度4パットも

[ 2011年8月21日 06:00 ]

<関西オープンゴルフ・3日目>1日に2度も4パットをした池田勇太は最終18番でも、からまったピンの旗をほどこうと大苦戦

男子ゴルフツアーの関西オープン第3日

(8月20日 兵庫県小野市・小野ゴルフ倶楽部=6920ヤード、パー71)
 全米プロ選手権からのぶっつけ出場となった池田勇太(25=日清食品)は3バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの72とスコアを1つ落とし、通算1オーバーで24位から31位に後退した。自身初となる1ラウンド2度の4パットを記録し、ラウンド後まで“大荒れ”だった。ツアー初優勝を狙うチョ・ミンギュ(22=韓国)が68で回って通算12アンダーとし、単独トップに立った。
【第3R成績】

 これだけ入らなければ、ボヤキも出る。自身初、今季ツアー全体でも初となる1ラウンド2度の4パットを記録した池田は「あんなところにカップを切る方が悪い。パットの調子は別に普通。きょうはピンポジの問題」とコースに八つ当たりするしかなかった。

 4パットした1番も9番も、ロングパットが届かず、次の一打がカップをオーバーし、短い返しを外した。1番はトリプルボギーで、9番は2オンしながらボギーとなり、あきれ笑いが出た。プロ転向後、4パットはこれで4度目で、全て今年に集中。パットに苦しむ今季を象徴する一日となった。

 3日目のチャージに失敗し、1オーバーの31位ではテンションが下がるばかり。会見の最後は「最終日は雨で中止!」と吐き捨てて会場を後にした。

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2011年8月21日のニュース