五輪アジア予選開幕 日本がレバノンに快勝

[ 2011年8月21日 21:11 ]

<日本・レバノン>第3クオーター、パスを出す大神

 ロンドン五輪のアジア予選を兼ねるバスケットボールのアジア女子選手権が21日、長崎県の大村市体育文化センターで開幕し、2大会ぶりの五輪出場権獲得を目指す世界ランキング15位の日本は1次リーグ初戦で同55位のレバノンに77―49で快勝した。

 日本は14得点した大神(JX)を中心に開始から主導権を握り、危なげなかった。右足首に不安を抱える191センチの渡嘉敷(JX)は4分足らずの出場で4点を決めた。22日は台湾と対戦する。

 1次リーグは6チームが1回戦総当たりで争い、4位までが準決勝に進む。世界ランキング9位の韓国は2度の延長の末、99―93で同8位の中国を下し、同22位の台湾は同41位のインドに81―53で完勝した。

 今大会は優勝チームが五輪切符を獲得し、2、3位が来年の五輪世界最終予選の出場権を手にする。

 ▼中川文一・日本代表監督の話 守備は安定していたが、得点がもう少しほしい。ゴールに突っ込んでいって反則をもらうようなプレーが少ない。渡嘉敷は徐々に出場時間を増やしたい。

 ▼ナスル・レバノン監督の話 日本の方が経験豊かだから、こういう結果になった。力を出し切れなかった感じがする。

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