松山 日本人初V!団体も制して2冠

[ 2011年8月21日 06:00 ]

ゴルフ男子で個人と団体の2冠に輝いた松山英樹=中国・深?(共同)(【編注】深?発、タテ、運動朝刊メモ(8)の(ア)、運ユ001S)

 ユニバーシアード夏季大会第9日は20日に中国の深セン行われ、ゴルフの男子個人は初日から首位の松山英樹(東北福祉大)が最終ラウンドを4バーディー、1ボギーの69で回り、大学の先輩の藤本佳則に3打差をつける通算19アンダーの269で日本勢として初優勝した。松山は、藤本らとのスコアで争う団体でも金メダルを獲得した。

 マスターズで手にしたベストアマの称号は、だてではなかった。最終日にパットに苦しんだ松山が、最終18番に1メートルを沈めて右拳を力強く握った。「初日からトップに立って長い時間だった。最後の最後にいいバーディーが取れて本当にうれしい」と素直に喜んだ。大会前に阿部監督らと慈善活動の一環として東日本大震災で被災した宮城県南三陸町を訪問した。「一つ一つ一生懸命やることで勇気を与えられるプレーができれば」と気持ちを新たにしていた。

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2011年8月21日のニュース