北本が4位で五輪出場枠 3大会連続五輪代表入り

[ 2011年8月21日 21:01 ]

 カヌーのスプリント世界選手権は21日、ハンガリーのセゲドで行われ、女子カヤックシングル200メートルで北本忍(富山県体協)が40秒730で4位となり、ロンドン五輪出場枠を獲得した。日本連盟は今大会で出場枠を得た選手を五輪代表にすると定めており、北本は3大会連続の五輪代表入りが決まった。

 昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した北本は得意のスタートで抜け出せず、0秒060差で表彰台を逃した。

 男子カヤックペア200メートルの松下桃太郎(石川県体協)渡辺大規(岐阜県体協)組は15位、男子カナディアンシングル200メートルの阪本直也(和歌山県教育センター学びの丘)は19位だった。

 ▼北本忍の話 五輪出場という目標を達成できたのは良かったが、決勝に進んだからにはメダルが欲しかった。その点では悔しい。全体的にうまくこげなかった。力をパドルに伝える技術が完璧ではなかった。(共同)

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2011年8月21日のニュース