藍 連覇へまずまず5差11位発進!

[ 2011年8月21日 06:00 ]

USLPGAツアーセーフウェー・クラシック第1日

(8月19日 オレゴン州ノースプレーンズ・パンプキンリッジGC=6512ヤード、パー71)
 昨年大会優勝の宮里藍(26=サントリー)は5バーディー、4ボギーの70で回り、1アンダーで首位と5打差の11位につけた。昨季賞金女王の崔(チェ)羅蓮(ナヨン)(23=韓国)が65で単独トップ。宮里美香(21=NTTぷらら)は72で26位、上田桃子(25=フリー)は73で46位につけ、野村敏京(18=フリー)は79で135位と出遅れた。(ノースプレーンズ・真田薫通信員)

 大会連覇へ宮里がまずまずのスタートを切った。3番パー3でボギーが先行した後、反撃が始まった。4番でグリーン左手前12ヤードからチップインバーディーを奪うと、5番で4メートル、6番で1・5メートルにつけて3連続バーディーをマークした。9番で第1打を池に入れてボギーとすると、後半は伸び悩んだが、それでも首位とは5打差。「この大会は良い思い出があるけど、今年は今年。気持ちを引き締めてスタートすることができた」と振り返った。

 7月のエビアン・マスターズで今季初優勝したが、直後の全英女子オープンではまさかの予選落ち。「やっと(勝利を)達成し、一息ついて気持ちが緩んでしまった」という。しかし、その後の試合のなかった2週間のうち、最初の1週はあえてクラブを握らないなどしてリフレッシュ。新たな気持ちで今大会に臨んだ。「フィーリングは良かったし、体調もいい。トータル的に内容も良かったが、もう1つ、2ついけたかな」。勝利への執着が戻った宮里は、残り2日間の勝負に目を向けた。

続きを表示

2011年8月21日のニュース