若の里 琴奨菊を破ったことより勝ち越せた喜び強調

[ 2011年7月23日 19:44 ]

大相撲名古屋場所14日目

(7月23日 愛知県体育館)
 琴奨菊の大関昇進の望みを打ち砕いたのは35歳の若の里だった。

 左四つから右を巻き替え、相手が出てきたところを力強い左すくい投げ。かつては大関候補だったベテランが意地を発揮し「最後はいっぱいいっぱいで、必死だった。攻める気持ちがあったので勝てた」と、心地よさそうに汗をぬぐった。

 本人は琴奨菊を破ったことより、勝ち越せた喜びを強調。先場所まで2場所続けて7勝7敗で千秋楽を迎えていただけに「相手のことより、自分の勝ち越しが一番。何が何でも今日決めたかった」と言葉を弾ませた。

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2011年7月23日のニュース