佐伯　連日のチャージ！「こっちのなでしこも頑張る」

１８番、キャディーと談笑しながらグリーンへ向かう佐伯三貴

エビアン・マスターズ第２日

（7月22日 フランス・エビアン　エビアン・マスターズＧＣ＝６３４５ヤード、パー７２）
　４位発進の佐伯が２日目もチャージを見せた。スタートの１番パー４で２打目をピン手前１メートルにつけてバーディーを奪うと、３番で３メートル、６番で８メートルをねじ込むなど前半はノーボギーの３１をマーク。後半は伸ばせなかったものの６７でフィニッシュ。「ショットも良くて、パットも決まった。バックナインは残念だったけど、全体的に良かった」と満足感を漂わせた。

　東日本大震災の被災地・仙台にある東北福祉大出身ということもあり、大会前から欧州のスポーツ専門テレビ局ユーロスポーツの取材を受けるなど注目を集めていた。この日はホールアウト時点で首位だったため、公式会見に呼ばれ、ゴルフを始めたきっかけなどを根掘り葉掘り質問された。アクセサリー購入が趣味で、ツアーにはピアスなど５０個の貴金属を持ってくることを明かし、記者を仰天させた。

　エスカルゴを口にし、カジノにも出かけている。リゾート地を満喫しているが、ゴルフは地に足がついている。「日本はなでしこジャパンが（盛り上がって）大変になっているみたいだけど、こっちの１７人いるなでしこジャパンもぜひ頑張りたい」と力を込めた。