4敗の琴奨菊に貴乃花部長「来場所につなげてほしい」

[ 2011年7月23日 19:17 ]

 大相撲名古屋場所14日目(23日)で若の里に負けて4敗目を喫した関脇琴奨菊について、昇進問題を預かる貴乃花審判部長(元横綱)は「27歳なのでまだいけるでしょうし、(来場所以降に)つなげていってもらいたい」と話し、今場所後の大関昇進はなくなった。

 大関昇進の目安は直近3場所で計33勝だが、琴奨菊は千秋楽に勝っても32勝止まり。11日目に横綱白鵬を倒したが、13日目の隠岐の海戦に続いて平幕に2連敗したことで心証が悪くなった。貴乃花部長は「(横綱を破ったのに)もったいない」と話した。

 琴奨菊は1月の初場所で11勝、5月の技量審査場所で10勝していた。

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2011年7月23日のニュース