GKルオンゴ完封!カナックス初V王手

[ 2011年6月12日 06:00 ]

スタンレー杯決勝第5戦 カナックス1―0ブルーインズ

(6月10日 バンクーバー)
 カナックスが地元バンクーバー(カナダ)でブルーインズを1―0で下して3勝2敗。スタンレー杯決勝3度目の出場で悲願の初優勝に王手をかけた。ボストンでの2試合で計12ゴールを許したGKロベルト・ルオンゴ(32)は31セーブで今プレーオフ4度目の完封を達成。今季カナディアンズとダックスを経て移籍してきたFWマキシム・ラピエア(26)が、第3P4分35秒に決勝ゴールをマークした。

 <カナックス>敵地ボストンで精彩を欠いたルオンゴが奮起すれば、最後は今季6ゴールしか挙げていなかったラピエアが値千金の決勝ゴール。「絶好のタイミング。長い間、ゴールのことばかり考えていたからホッとしたよ」とヒーローはすぐにチームメートにもみくちゃにされた。今季はカナディアンズで36試合、ダックスで21試合、カナックスで19試合に出場。3つのユニホームを着た男が、バンクーバーに幸運をもたらした。

 ≪五輪開催翌年はV≫バンクーバーは10年の冬季五輪開催地。カナダではそれ以前に2度、五輪(76年モントリオール、88年カルガリー)が開催されているが、いずれも翌年に開催地を本拠とするチームが優勝している。

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2011年6月12日のニュース