福島 初の2冠に「ほっとした」

[ 2011年6月12日 21:12 ]

日本選手権最終日

(6月12日 埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
 圧倒的な強さで女子200メートルも制し、福島が2冠を達成した。得意のスタートから一気に加速すると、後半に追い上げた市川に0秒18差をつけた。「自分のレース展開で最初から最後までできた。終わってほっとした」と表情を緩めた。

 昨年は春に100メートル、200メートルとも日本新記録を樹立。記録更新の期待が高まった日本選手権の200メートルは0秒01差で競り負けた。「今回は記録を意識しなかったのでプレッシャーがなかった」と振り返った。

 今季は春先のレース中に左ふくらはぎをけいれんするなど、不安な滑り出しだった。「こういう形で始まったシーズンだけど今は最高の気分」と笑顔を取り戻した。

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2011年6月12日のニュース