JBLが経営破綻で北海道運営会社を除名 チームは存続

[ 2011年1月20日 06:00 ]

 バスケットボール男子の日本リーグ(JBL)は19日に東京都内で理事会を開き、北海道の運営会社で経営難に陥っている「ファンタジア・エンタテインメント」(フ社)の除名を決めた。

 今季の残り試合はJBLの関連会社がチームを運営し、3月末をめどに新たな運営母体を探す。JBLは、フ社が09、10年度分の年会費計2000万円を納入せず、決算で虚偽の報告があったことなどを処分の理由とした。JBLの伊藤善文理事長は「実質的に経営が破綻している。北海道にチームを残すための措置」と説明した。フ社の水沢佳寿子代表取締役はJBLの理事らを相手取り、発生する約3億3700万円の損害賠償を求めて提訴する意向を明らかにした。

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2011年1月20日のニュース