若荒雄と時天空に注意 立ち合い合わずにらみ合い

[ 2011年1月20日 20:13 ]

大相撲初場所12日目

(両国国技館)
 日本相撲協会の貴乃花審判部長(元横綱)は初場所12日目の20日、立ち合いで4度呼吸が合わず、にらみ合うなどした幕内の若荒雄と時天空を取組後に審判部へ呼び出し、口頭で注意した。

 時天空が先に立って張り手を見舞うと、若荒雄がにらんで不穏な雰囲気になった。2度目以降はいずれも若荒雄がつっかけ、時天空に尻もちをつかせるなどした。5度目で成立して若荒雄が押し出しで勝った。

 若荒雄は「反省している。もっとしっかり合わせないといけない」と神妙な面持ち。時天空は険しい表情で無言だった。

 放駒理事長(元大関魁傑)は「いかんね。見苦しい。(注意は)当然だ」と厳しく話した。

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2011年1月20日のニュース