ジャンボが遼と勇太に助言…「マスターズは2Mパット」

[ 2010年12月21日 18:30 ]

千葉県内で行われたテレビマッチで談笑する(左から)尾崎将司、薗田峻輔、池田勇太、石川遼

 10月に世界ゴルフ殿堂入りを果たした尾崎将司が21日、千葉県内で石川遼、池田勇太らと記念のテレビマッチを行い、マスターズ・トーナメント(来年4月)出場を確定させた2人に「4月までに2メートル以内のパットをものにしろ」と助言した。

 石川と池田はことし最後の世界ランキングで、出場条件の50位以内をクリアした。マスターズに19度も出た63歳の先輩の言葉に、石川は「狙い通りのショットでもピンには寄らないグリーン。パットが鍵になる」と話し、池田も「最後はパットかなと思う」と応じた。
 来年のマスターズには日本から4人が出場予定。尾崎将は「日本人には負けたくないと、少しでも思えばいい」とライバル意識の高まりに期待した。22日に25歳になる池田にケーキを贈って「ハッピーバースデー」を歌うなど、後輩を盛んに鼓舞した。

 ▼池田勇太の話 (マスターズの)招待状が来ないと、なかなかそういう(意気込む)気持ちにはなれない。ただ出場はほぼ決まったし、あの場に戻れることはうれしい。

 ▼石川遼の話 あの(マスターズの)舞台に立ちたくて頑張ってきた。それが今は、あそこで優勝争いをするために変わってきている。予選通過だけでなく優勝争いを目標にしたい。

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2010年12月21日のニュース