日本、決勝R進出も…ドミニカに辛勝で猛省

[ 2010年8月21日 06:00 ]

日本―ドミニカ共和国 第1セット、スパイクを決める山口

 バレーボール女子のワールドグランプリ東京大会第1日は20日、東京・国立代々木競技場で1次リーグ最終ラウンドが始まり、世界ランク5位の日本は同13位のドミニカ共和国と対戦。試合開始前にオランダがイタリアに敗れ、6カ国による決勝ラウンド(25~29日、中国・寧波)進出を決めていた日本は、相手の強打に苦しみながらも3―1で勝ち、通算成績を6勝1敗とした。

 最後は3―1でドミニカ共和国を振り切ったものの、日本は第2セットを失い、第3セットも19―9とリードしながら終盤は大接戦。19日に24歳の誕生日を迎えたエース木村は「勝ったのは結果的に良かったけど、ミスが多くて乗りづらい試合だった」と反省した。93年に創設された今大会で過去最高は4位。目標とする初の表彰台へは課題も多い。決勝ラウンド進出は決めたが、荒木主将は「まずは(21日の)イタリア戦をしっかり戦いたい」とチームの立て直しを誓っていた。

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2010年8月21日のニュース