藍「ソリッドなプレー」で後半戦最高のスタート

[ 2010年8月21日 10:46 ]

 【セーフウェー・クラシック第1日】大事な後半戦の幕開けで、宮里藍が最高のスタートを切った。安定したショット、パットを武器に、ボギーなしの6バーディー。「フィーリングが良く、ソリッド(堅実)なプレーができた」と充実感を漂わせた。

 肌寒い朝方にインから出て、2連続バーディーで滑り出した。17、18番では好アプローチが光りパーセーブ。「取るべきところでしっかり取れたし、逆にミスしたホールではきっちりパーセーブできた。いいリズムのラウンドだった」と内容的にも納得の口ぶりだ。

 今季開幕前に目標に掲げた年間最優秀選手や賞金女王争いが、これから正念場に突入する。ショットはやや開いていた腰の位置を修正し、パッティングも重心を真ん中に戻すことで安定感を取り戻した。

 「1位になりたいとか、相手に対してめらめらするタイプではないので、自分のゴルフをどう組み立てて過程を楽しむか。そこを重視して後半はやっていく」。願ってもない好発進にも、浮ついた様子はまるでなかった。(共同)

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2010年8月21日のニュース