唯一の新弟子・玉優喜、初土俵で1勝1敗

[ 2010年7月14日 06:00 ]

相模富士を押し出しで破る玉優喜(右)

 【大相撲名古屋場所3日目】新弟子たちによる前相撲が行われ、今場所でただ一人の新弟子となった玉優喜(片男波部屋)が初土俵を踏んだ。

 前相撲は場所前の新弟子検査に合格した力士や、ケガや病気などで休場が続いて番付からしこ名が消えた力士で行われる。この日は玉優喜のほかに再出世を目指す2人が土俵に上がり、3人で対戦。18歳の玉優喜は相模富士を押し出したものの、2番目は藤田に下手投げで敗れ、1勝1敗の成績だった。賭博問題の渦中での入門にも「迷いはなかった。自分はただ単に強くなりたいだけ」と真剣な表情で話した。

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2010年7月14日のニュース