JOC「強敵」の立候補に警戒感「新しい大陸に風が吹く」

[ 2010年7月14日 12:19 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は14日、南アフリカの2020年夏季五輪立候補表明に「強敵であることは間違いない。どこの都市でどんな計画を出してくるのか、慎重に分析したい」と警戒感を示した。市原則之専務理事は「サッカーのワールドカップを成功させ、次は新しい大陸で五輪招致を目指すとなるとインパクトがある」と分析した。

 16年五輪招致では東京都が南米初の五輪を掲げたリオデジャネイロに敗れた。20年五輪は東京都や広島市が招致を検討しているが、市原専務理事は「早く意思決定して活動していかないといけない。リオの流れと同様、新しい大陸に風が吹く可能性もある」と話した。

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2010年7月14日のニュース