ボルト、ロンドンＧＰを欠場…理由は節税！？

　陸上男子１００メートルと２００メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト（２３＝ジャマイカ）が１２日、英国で開催されるダイヤモンド・リーグのロンドンＧＰ（８月１３～１４日）を節税のために欠場すると発表した。

　英国では海外のトップ・アスリートに対し、事実上の“有名税”を徴収。英デーリー・ミラー紙によれば英国で１度、その他の国で５度レースに出場すると、出場料などの副収入の６分の１を英国に納めなければならないとしている。
　１６日のパリＧＰに出場するボルトの出場料は２５万ドル（約２２００万円）。代理人のリッキー・シムズ氏は「規約が変わらない限り出場しない」と明言。同氏のアドバイスを受けたボルトも「絶対に出ない」と語った。