主役譲らん!パウエル“9秒81”圧勝

[ 2010年5月16日 06:00 ]

 陸上・ダイヤモンドリーグ第1戦は14日、カタール・ドーハで男女計15種目を行い、男子100メートルは前世界記録保持者のアサファ・パウエル(ジャマイカ)が追い風2・3メートルの参考記録ながら、9秒81で優勝した。世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)は出場していない。女子400メートルは昨年の世界選手権200メートルで3連覇を達成したアリソン・フェリックス(米国)が50秒15で勝った。ダイヤモンドリーグ全14大会の賞金総額は600万ドル(約5億5800万円)を超え、種目別総合優勝者には4カラットのダイヤモンドが贈られる。

 パウエルは男子100メートル 決勝で2・3メートルの追い風参考ながら9秒81の好タイムを出して圧勝。予選でも追い風2・6メートルながら9秒75を出して会場をどよめかせた。「主役の座を譲るわけにいかないから。今季初戦にしては満足している」。今大会で不在だったボルト、ゲイとは8月にブリュッセルで行われる今季最終戦で対決予定。前世界記録保持者は「何とかボルトを倒して年間王者になりたいね」と意気込んだ。

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2010年5月16日のニュース