猛虎 珍手でまさかの黒星

[ 2010年5月16日 19:48 ]

 【大相撲夏場所8日目】1敗だった猛虎浪は光龍を相手に立ち合いで大きく左へ変わった。勢い余った光龍が土俵から出そうになり、猛虎浪の勝ちかと思われた瞬間、猛虎浪がバランスを崩して土俵に手をつき、まさかの黒星を喫した。

 珍しい「つき手」が十両以上で出るのは、昨年秋場所13日目以来で、そのときも負けたのが猛虎浪だった。2敗目に「ああ情けない。恥ずかしい。自分が悪い」と反省しきりだった。
 光龍はほくほく顔で「(相手の)体に触ってないよ。触られただけ。これほど楽なものはない」。4月に生まれた長女の名前を自ら報道陣に明かすなど、上機嫌だった。

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2010年5月16日のニュース