横峯が協力呼び掛け「口蹄疫を知ってますか」

[ 2010年5月16日 18:20 ]

 宮崎県に自宅がある女子プロゴルフの横峯さくら選手(24)が16日、福岡県朝倉市で行われたフンドーキン・レディースの優勝スピーチで、家畜感染症の口蹄疫被害が広がる宮崎県への協力を呼び掛けた。前週のトーナメントの獲得賞金1200万円の全額寄付を表明している横峯選手は「口蹄疫を知っていますか。私は宮崎の皆さんに笑顔が戻るまで寄付を続けたい」と話した。

 知人に畜産業者がいるという横峯選手は「口蹄疫の深刻さを分かってほしかった」と説明した。競技後は会場の許可を得て、個人で寄付を募るための即席サイン会を実施。ファン約100人にペンを走らせた。今大会の優勝賞金1440万円からの寄付額については「家族会議で決めたい」と語った。
 横峯選手は昨季女子ツアーで初の賞金女王に輝き、今大会で今シーズン初優勝を果たしていた。

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2010年5月16日のニュース