地元で“有終の美”を!オチョアも好発進

[ 2010年5月1日 06:00 ]

66の好スコアをマークしたオチョア

 【トレスマリアス選手権】地元メキシコでの大歓声を受け、オチョアも好発進した。スタートの10番パー5では残り185ヤードを6Iで8メートルに2オンさせ、会心のイーグル発進。過去3勝で現在2連覇中と得意の大会で66の好スコアをマークした。

 昨年末に航空会社の重役と結婚し、家族との生活を優先する決断をしたが、さすがにこの日の朝は「ほとんど泣きそうだった」という。それでも「“さあこれが最後の試合、しっかり楽しもう”と自分に話しかけて」プレーに集中した。この日は宮里と、学生時代から仲のいいガルビスと同組で、時折ファンの声援に応える余裕もあった。

 単独首位に立った親友の宮里について「あんなに自分をコントロールできる選手を見たことがない。藍がいいプレーをするのはうれしい。今後の幸運を祈っている」と評価。そして「藍が素晴らしいプレーをしたから、この試合を勝つことはちょっとしたチャレンジになった。今週は素晴らしい戦いになる」と親友と優勝を争う可能性が高まった区切りの試合に闘志をかき立てた。

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2010年5月1日のニュース