屈辱のウッズ 自己最悪36ホール「原因が何であれ…」

[ 2010年5月1日 12:05 ]

第2ラウンド、ギャラリーの横を通るタイガー・ウッズ

 【クウェイルホロー選手権】5カ月近いブランクは長すぎたのか。マスターズで4位に入り、不倫スキャンダルを乗り越えたかに見えたウッズが一転、36ホールでは自己最悪となる通算153をたたいた。昨夏の全英オープン選手権以来の予選落ちという屈辱に「原因が何であれ、十分な結果ではなかった」と語った。

 パット、ショットともに散々の内容だった。前半こそパープレーで折り返したが、10番から3連続ボギー。14番では第2打を池に入れ、15番は4パットで連続ダブルボギー。「あの時点でもう予選突破は、ほぼ無理だった」と、途中から集中力も切れたようだった。
 首位でこの日を終えたメイフェアは「彼は復調する。ツアーの誰しもがそう思っている」とみた。観客の反応もおおむね温かかった。
 ウッズは「切り替えるしかない。野球と同じことだ。2日連続で4打席凡退しても、次のトーナメントが待っている」と、6日開幕のプレーヤーズ選手権を見据えた。(AP=共同)

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2010年5月1日のニュース