強風に苦しんだ宮里藍　いい位置だが「あの二つはもったいない」

２位につけている宮里藍

　【トレスマリアス選手権】前日１０アンダーの自己ベストをマークした宮里藍は午後の強風に苦しんだ。高低差のあるコースで、グリーンが乾いて難しい状況だった。「その中で四つのバーディーが取れている」と、我慢のプレーを展開した結果には納得した。

　５番でティーショットをラフに入れてボギーが先行した。しかし、７番で２メートル、８番でも１メートルに付けてバーディーを取り返した。内容は悪くはなかった。
　後半も風は弱まらなかったものの、１３、１４番の二つのパー３で連続バーディーを奪いスコアを伸ばした。悔やんだのは連続ボギーとした１５番、１６番で「あの二つはもったいなかった」と話した。
　オチョアとのラウンドについて「楽しむことができた」と振り返った。記念の大会を思い出の多いものにするには…。「パットのフィーリングもいい。２日残してこの位置はすごくいい」と、今季３勝目のチャンスに静かな闘志を見せた。