マゲ結えない“ブルガリアの新怪物”が幕下V

[ 2010年3月27日 06:00 ]

 【大相撲春場所13日目】“ブルガリアの新怪物”碧山(あおいやま)が幕下優勝を果たした。

 誉富士との全勝対決を制して唯一の無敗となり「うれしい。幕下は立ち合いが強かった」と笑顔を見せた。大関・琴欧洲と同じブルガリア出身で昨年の名古屋場所が初土俵。負けたのは三段目だった今年初場所の1敗だけで、まだマゲが結えないほどのスピード出世だ。マゲが結える来場所は、史上最速タイとなる初土俵から所要6場所での十両昇進が懸かるだけに「頑張ります」と力強く宣言した。

 ▼幕下優勝(7戦全勝)碧山(あおいやま=本名ダニエル・イバノフ)東48枚目、ブルガリア・ヤンボル出身、田子ノ浦部屋。昨年名古屋場所初土俵。同秋場所で序ノ口優勝、同九州場所で序二段優勝。得意は右四つ、寄り。1メートル90、158キロ。23歳。

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2010年3月27日のニュース