世界選手権は選手数削減へ アイスダンスを2部制に

[ 2010年3月27日 22:49 ]

 国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長が27日に記者会見し、来季から男女とペアに倣ってアイスダンスも2部制にする方針を示した。細部を詰めて6月の総会で決定するが、関係者によると規定とオリジナルダンスを統合し、フリーとの2部制にする案などがある。

 男女とペアはショートプログラムとフリーで争われており、チンクアンタ会長は「フィギュアの種目として一貫性を高めたい。競技日数を減らすことで、五輪での団体戦採用にも道が開ける」と説明した。

 また、世界選手権の参加選手数を削減し、競技時間を2~3時間に短縮することも目指すという。その場合、来年3月に東京で開催されるフィギュアスケートの世界選手権では、大会前に予選を実施する可能性がある。(共同)

続きを表示

2010年3月27日のニュース