朝青龍は動きに不安

　横綱朝青龍は動きに不安を抱えたまま出げいこを打ち上げた。７日は時津風部屋で小結鶴竜、豊ノ島ら若手と２３番。番数こそ今場所前最多だったが、鶴竜には５敗を喫した。一気の寄りに屈したり、土俵際で足が伴わない内容に「バランスが取れていない」と苦笑い。２４歳のホープを「けいこだから、彼からいいものをもらわないといけない。なかなか味のある男だからな」と褒めるしかなかった。

　古傷の左ひじの状態も良くない。新年最初の場所への意欲について「何回同じこと聞くんだ。つまんねえな、日本のプレスは」と応じなかった。