今年初戦へ…上村愛子、早くも緊張感

[ 2010年1月7日 16:26 ]

W杯モーグル第3、4戦の公式練習で、白い息を吐きながらコースを見詰める上村愛子

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)モーグル第3、4戦(8、9日)の公式練習が6日、カルガリーで始まり、女子の上村愛子(北野建設)が2010年の初戦に向けて大会コースを入念に確認した。

 氷点下25度の極寒の中、上村は白い息を吐きながら汗を流した。エアは技をかけずに飛ぶだけで、重点的に滑り込んだ。
 1月には北米でW杯が5戦行われ、2月のバンクーバー冬季五輪に向けての重要な戦いとなる。上村は昨年12月の開幕戦を2位と好発進し、第2戦はエアの着地が乱れて予選落ち。弾みをつけたい今年の初戦へ「今日はちょっと…。すいません」とコメントを控え、緊張感を漂わせた。
 コースは中盤に緩斜面から急斜面に大きく変化する。日本の高野弥寸志ヘッドコーチは「テクニカルなコースで日本選手向き」と、上位進出に期待した。(共同)

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2010年1月7日のニュース