好発進の若林 同期たちの言葉で復調

[ 2009年10月30日 17:02 ]

舞衣子7アンダーで首位、しのぶは18位と出遅れ

 【樋口久子IDC大塚家具レディース】厳しいプロの世界で、気が置けない友は貴重だ。前週までの4試合中、3試合で予選落ちだった若林舞衣子を救ったのは、服部真夕ら仲のいいプロテスト同期生からの「自信持ちなよ」という言葉だった。これまでの不振がうそのようにショットが復調、65を出して首位スタートを切った。
 前夜も同期生と食事をし「気持ちを切り替えて臨めた」という若林。1番で3メートル、2番で4メートルを沈めて連続バーディーを奪うと、4番からも3連続バーディーと畳み掛け、前半で31。後半も2バーディーを重ね、「やっぱり気持ちって大事なんだと思った」としみじみ振り返った。
 ツアー2勝目を狙う21歳は「明日以降も目の前の一打に集中していきたい」。アマチュア時代に世界ジュニア選手権を制したこともある有望株が、自信を取り戻した。

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2009年10月30日のニュース