遼くん2打差2位に浮上「やるべきことができた」

[ 2009年10月30日 13:47 ]

第2日、16番でバンカーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフツアーのマイナビABCチャンピオンシップ第2日は30日、兵庫・ABC・GC(7217ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、星野英正が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーの135で単独首位に立った。大会連覇と今季5勝目を目指す石川遼は5バーディー、2ボギーの69でスコアを伸ばし、藤田寛之、鈴木亨と並んで2打差の2位に浮上した。前半9ホールをボギーなしの3バーディーで回った石川は、後半に入って11番と16番でボギーを叩いたが、17、18番で連続バーディーを奪った。さらに1打差の5位には甲斐慎太郎がつけている。通算4オーバー、55位タイまでの60人が決勝ラウンドへ進んだ。

 石川が69で回り、決勝ラウンドへ進んだ。前日に乱れていたドライバーショットを修正。「きのうの4アンダーよりも、きょうの3アンダーの方がストレスがなかった。やるべきことができた」と納得した表情だった。
 18番(パー5)では、豪快なティーショットで残り160ヤードにつけ、2オンに成功した。イーグルこそ逃したが、バーディー。「1日の中で一番いいショットだった」と振り返った。
 首位と2打差の2位。大会連覇を狙う石川は「(優勝は)まだ見えない。第3日が終わって、かすんででも、見えてくればいい」と気を引き締めた。

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2009年10月30日のニュース