カモが来た!朝青龍 旭天鵬に21連勝

[ 2009年7月13日 06:00 ]

順調なスタートに支度部屋で笑顔の朝青龍

 【大相撲名古屋場所初日】横綱・朝青龍は前回の対戦まで20連勝とカモにしていた旭天鵬を寄せ付けず、名古屋では3年ぶりの白星発進を決めた。場所前には離婚を公表し、新たな気持ちで迎えた初日。出番前の準備運動でも汗だくになって出陣した横綱は右四つの体勢から強引な下手投げ。「胸を合わせるといけないので、その前に(投げた)」と平然と振り返り、「(日馬富士は)自信あふれる相撲。よく残しました」と“弟分”の相撲を分析する余裕も見せた。

 12日午前1時には2日に収録を済ませたラジオ番組「オールナイトニッポン」がオンエアされた。同番組にはCMで扮している留学生「ファン太郎」として登場したはずが、いつの間にか「実は29歳なので」「名古屋場所、頑張ります」と本人に戻ってしまうハプニングもあった。リスナーからの「恋愛相談」では「初恋は16歳の子」とタミル元夫人の話にも言及。「恋愛でへこんだことはありますか?」と質問され「へへへ。ないです」とかわし、「ふられた経験は」と突っ込まれても「ありません」と答えた。
 2日目は初顔の阿覧と対戦。初顔30連勝中の不敗神話を自覚しているのか、引き揚げる足取りも軽やかだった。

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2009年7月13日のニュース