女子長距離ホープ 穂積を重点強化選手に

[ 2009年3月13日 06:00 ]

 スピードスケートの世界距離別選手権は12日から10年バンクーバー冬季五輪の会場、カナダ・リッチモンドの五輪オーバルで開催される。2月の世界選手権で総合4位に入った女子長距離のホープ穂積雅子(22=ダイチ)は12日に三千メートル、14日に五千メートルに出場する。

 今季急成長の穂積を、日本スケート連盟の鈴木恵一スピード強化部長は長島、加藤、吉井とともに来季の重点強化選手に抜てきすることを決めた。バンクーバー五輪のメダル候補と認めた形で、「本人が希望するなら海外で合宿してもらいたい」と約90日間の海外合宿費用(約150万円)も日本連盟が負担する。慣れない高地で行われた前週のW杯ソルトレークシティー大会三千メートルでは終盤失速して10位だった穂積も「ここは息が凄く楽です。相性のいいリンクにしたい」と立て直しに自信を見せた。 

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2009年3月13日のニュース