春場所目前…“時太山の先輩”出廷辞退

[ 2009年3月13日 06:00 ]

 大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17、本名・斉藤俊=たかし=さん)が暴行死した事件で、傷害致死罪に問われた前時津風親方の山本順一被告(58)に対する公判が12日、名古屋地裁で行われ、弁護側の証人として出廷予定だった幕内・霜鳳が出頭を辞退した。春場所を3日後に控えているためで、霜鳳も「相撲に集中したい時期なので、今回はお断りさせていただいた」と説明した。この日は04年に時津風部屋に所属していた元力士が証人として出廷。部屋の中でいじめがまん延していたと訴えたが、検察側の「山本被告がいじめの実態を認識していたか」の問いには「たぶん知っていたと思う」と証言した。

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2009年3月13日のニュース