佳純ちゃん組が四元組を一蹴

　卓球の東京選手権第２日は１２日、東京体育館で行われ、女子ダブルス４回戦で石川佳純（ミキハウスＪＳＣ）平野早矢香（ミキハウス）組が、四元奈生美・吉田光希組（東京アート）に３―０で完勝した。今大会を４月２８日開幕の世界選手権（横浜）への調整試合として位置づける石川は「練習していることを試すことができた」とご満悦。１月の全日本選手権までは球を高く上げて打つサーブを得意としていたが、この日は低い位置から打つサーブを新たに導入。「タイミングをずらす意味がある」という新技の完成度を確かめていた。

　≪ハデハデ封じたけど…≫派手な衣装で注目される四元だが、この日は紺一色という“普通”の姿で登場した。５年ぶりに所属する東京アートのユニホームを着用して「緊張した…」とポツリ。だが、「所属チームのユニホームを作りたい」とファッションへの意欲は衰えておらず、４月からは都内の「東京モード学園」に週２回通う予定。「デザインを基礎から学びたい」と胸を躍らせていた。