穂積が女子三千で6位/世界距離別

[ 2009年3月13日 09:20 ]

女子3000メートルを滑り終え、観客の声援に応える穂積雅子

 スピードスケートの世界距離別選手権は12日、来年のバンクーバー冬季五輪会場となるバンクーバー近郊の五輪オーバルで開幕し、女子三千メートルで穂積雅子(ダイチ)は4分9秒03で6位だった。

 レナテ・フルーネウォルト(オランダ)が4分5秒43で優勝し、大津広美(富士急)は4分17秒01で12位、石沢志穂(岸本医科学研究所)は4分20秒95で17位だった。
 男子千五百メートルは前週のワールドカップ(W杯)で世界記録を更新したシャニー・デービス(米国)が1分46秒17で制し、杉森輝大(吉羽木材)は1分50秒79で21位に終わった。

 ▼穂積雅子の話 順位はこれぐらいだと思う。氷は軟らかめで、初めのスピードをどれだけ維持できるかで順位が変わってくる。ここの氷、わたしは好き。

 ▼大津広美の話 今の自分にしては良かった。最初に飛ばすと難しい。粘って行けと(長田)監督にも言われていた。カーブの入り口でだいぶロスをしているので、そこを直していきたい。
 
 ▼杉森輝大の話 大事な大会で自分の滑りができないなんて…。序盤に体が動かなかった。焦りもあって、最後までスピードに乗れなかった。体力も技術も、もう一つ上のレベルに上げないと。

 ▼石沢志穂の話 コンタクトレンズが途中で外れ、自分のタイムが分からなくなった。もう少し速いと思っていたが、タイムを知って落胆した。(共同)

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2009年3月13日のニュース