安藤2位 優勝は金ヨナ/中国杯

[ 2008年11月8日 19:07 ]

女子フリーで2位となった安藤の演技

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦の中国杯最終日は8日、北京で行われ、女子でショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(トヨタ自動車)はフリーも2位で、合計170・88点の2位となった。

 安藤は4回転ジャンプには挑戦せず、2連続3回転などが回転不足。だが、3位だった第1戦とのポイント合計を24とし、GPファイナル(12月・高陽=韓国)進出に可能性を残した。
 優勝は金ヨナ(韓国)で、SP、フリーともに1位の191・75点。今季GP2連勝で、3連覇が懸かるファイナル進出を決めた。
 男子でSP7位の中庭健介(パピオク)はフリーで最下位の11位となり、合計164・94点で10位。ジェレミー・アボット(米国)が233・44点でGP初優勝。
 アイスダンスはオクサナ・ドムニナ、マキシム・シャバリン組(ロシア)が優勝した。

 ▼安藤美姫の話 ジャンプでミスしたけれど、スケートアメリカよりも得点が出たことが自信になった。(GP2戦を)大きなミスなく終われたし、ファイナルにご褒美でいけたらうれしい。

 ▼金ヨナの話 SPよりも自信があったし、ジャンプでちょっと崩れたけれど、良くできた。たくさんの韓国人ファンの応援が力になった。(韓国開催の)ファイナルでもベストを尽くしたい。(共同)

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2008年11月8日のニュース