もう飛ばせない?投げにくい座布団が登場

[ 2008年11月8日 15:56 ]

升席に運び込まれる投げにくい座布団

 九州場所初日前日の8日、会場となる福岡国際センターの升席に、投げにくい形に改良された座布団が敷かれた。

 従来は正方形の1人用だったが、今場所から長方形の2人用へ変更。4人用升席では2人用2枚をつなげてあり、重さ4・8キロにもなる。考案した九州場所担当部長の出羽海親方(元関脇鷲羽山)は「観客には安心して相撲を見てほしい」と事故防止を強調する。
 ただし、座布団が舞うのは、横綱が敗れるなど、番狂わせの場面が多い。一人横綱の白鵬は優勝争いで盤石の構えを見せ、投げる機会自体がないかもしれない。果たして座布団は飛ぶのか―。

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2008年11月8日のニュース