「少年相撲」で白鵬“うおのめリハビリ”

[ 2008年10月20日 06:00 ]

京都巡業の支度部屋を訪ねた舞子さんと写真撮影する白鵬

 大相撲の秋巡業6日目は19日、京都市で行われ、横綱・白鵬(23=宮城野)が少年力士の対戦相手を志願してイメージアップに努めた。「まだ痛みはある。でもいい稽古になったよ」と笑顔を見せた。

 白鵬は左足裏のうおのめ除去手術を9日に受けたばかりで、本来なら土俵での稽古は再開できない状況。だが、17日に横綱・大関が1人も土俵で稽古しなかったため、不満を抱いた大島巡業部長(元大関・旭国)が「稽古は大丈夫?」と促し、「もう少し時間がかかるので、子供だったらやってみます」と応じた。八百長騒動に大麻問題と相撲界への風当たりは一向に収まらない。秋巡業についても朝青龍が休場し、日本相撲協会に勧進元から苦情が殺到している現状。白鵬は少年たちに胸を貸し、土俵を盛り上げることで一人横綱の責任を果たした。

続きを表示

2008年10月20日のニュース