高崎サヨナラ!上野完投で最多タイ17勝

[ 2008年10月20日 06:00 ]

 スポニチ後援の日本女子ソフトボール第9節最終日は、ルネサス高崎が3―2でレオパレス21にサヨナラ勝ちした。完投勝利の上野由岐子(26)はシーズン最多勝利タイの17勝。3位のデンソーは4位の豊田自動織機を2―1で破り、初の決勝トーナメント進出を決めた。豊田自動織機、レオパレス21、トヨタ自動車が12勝8敗で並び、最終節の2試合で決勝トーナメント進出の最後の1枠を争う。今季1部に復帰した日立マクセルは19敗目を喫して最下位が決定し、2部降格が決まった。

 【ルネサス高崎3―2レオパレス21】ルネサス高崎は、7回2死走者なしからの3連打でサヨナラ勝ちした。決勝打の三科は「チェンジアップでした。うまくバットが出ました」と満足げ。2年連続で決勝トーナメントで敗れ、レオパレス21を苦手にしている上野を救った。それでもリーグ記録の17勝目を挙げた上野は「勝てたのはみんなのおかげ。高めに浮くボールがあって…」と被安打9の内容を反省。「あと1つ頑張って(記録を)更新できるように」と意欲的だった。

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2008年10月20日のニュース