ハム五輪辞退で冨田と楊威の一騎打ちか

[ 2008年7月30日 06:00 ]

 米国体操協会は28日、04年アテネ五輪男子個人総合覇者の同国代表ポール・ハム(25)が右手甲骨折からの回復が長引いたために北京五輪出場を断念し、補欠のラージ・バブサル(27)が代表に繰り上がったと発表した。5月の全米選手権で手を痛めたP・ハムは過去の実績などで双子のモーガンとともに代表入りしたが、「十分な準備が積めない。メダルを狙うチームに貢献できない」とコメントした。個人総合は世界選手権で05年優勝の冨田洋之(セントラルスポーツ)と06、07年と連覇した楊威(中国)との一騎打ちになりそうだ。

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2008年7月30日のニュース