末続 「決勝で走る」と決意示す

[ 2008年7月8日 19:46 ]

 北京五輪代表に決まった陸上男子二百メートルの末続慎吾選手(28)の壮行会が8日、地元・熊本市のホテルで開かれ、末続選手は「決勝レースで走るイメージを持っている。完全燃焼したい」と決意を示した。

 末続選手は記者会見で、3位に終わった日本選手権を念頭に「状況は最悪だが、誰かの“がんばれ”という声援や、いろいろなものを自分の力にする。本番はエネルギー満タンで臨みたい」と強調した。

 壮行会には約250人が駆け付け、出身の熊本市立西原中学校陸上部の生徒から「死んでも金メダルを日本に持ち帰って」と応援される一幕も。末続選手が「結果もメダルも欲しいが、これまでやってきたこと、味わってきた思いをすべて含め、ぶつかっていきたい」とあいさつすると、会場は大きな拍手に包まれた。

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2008年7月8日のニュース