米女子ツアー 上田と宮里は出遅れる

[ 2008年5月9日 09:58 ]

第1ラウンド、74位と出遅れた宮里藍

 米女子ゴルフツアーのミケロブ・ウルトラ・オープンは8日、米バージニア州ウィリアムズバーグのキングズミル・リゾート(パー71)で第1ラウンドを行い、上田桃子が70で首位と7打差の59位、宮里藍も71の74位と出遅れた。

 63をマークしたバーリー・マッキー(英国)が単独首位に立ち、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と柳先瑛(韓国)が1打差の2位。ロレーナ・オチョア(メキシコ)はさらに1打差の4位スタートとなった。

 ≪上位陣に置いていかれる≫朝から小雨がぱらつき、一時は大降りとなった。悪条件のもとで上田と宮里は踏ん張ったが、スコアを大きく伸ばした上位陣に置いていかれた。
 3番でバーディーの上田はその後は水を含んだコースに「パットが思ったところに入らなかった。ラフも雨で重いし難しい」と苦戦した。6番(パー4)は1打目を左ラフに打ち込み、2打目はグリーン手前20メートル。4メートルに寄せたが、パーパットは入らなかった。
 前週に今季2度目の予選落ちの上田は3バーディー、2ボギーともう一つ。「ドライバーかパターがかみ合えばスコアにつながると思う。明日の目標は5アンダー」と強気な姿勢ものぞかせた。
 前週14位と復調傾向にある宮里は「前半は雨の中で体が重く感じた」。インスタートの14番で4メートルを沈め、バーディーを先行させたが、16番でバンカーから寄せきれずにボギーと後退。結局、2バーディー、2ボギーで74位にとどまった。
 第2ラウンドは朝一番の組のスタート。「前の組がいないので、いいリズムでプレーできると思う。気持ちを入れ替えて頑張る」と巻き返しを誓った。(共同)

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2008年5月9日のニュース