真央 ジャンプ好調で日本逆転V

[ 2008年4月21日 06:00 ]

 フィギュアスケートのジャパン・オープンは20日、さいたまスーパーアリーナで日本、北米、欧州によるチーム対抗戦で行われ、世界選手権女子で優勝した浅田真央(中京大中京高)や同4位の中野友加里(プリンスホテル)の活躍で491・82点をマークした日本が、3年連続で優勝した。日本は高橋大輔(関大大学院)ら2人を終えて3位と出遅れたが、中野が女子で3位、トリプルアクセルを跳んだ浅田がトップの128・03点をマークして逆転した。欧州が2位、長洲未来(米国)らの北米は3位だった。

 各チーム3人が滑り終えて日本は3位。窮地を救ったのはやはり浅田だった。トリプルアクセルを成功させ、逆転優勝に貢献した。「アクセルは今シーズンで一番よく跳べた。3連覇できてよかった」。来季から全6種類のジャンプを跳べばボーナス得点を得るという新ルールが適用される可能性があるため、ここ数年は跳んでいない3回転サルコーにも挑戦。回転が抜けて2回転に終わったが「6種類入れるためにチャレンジした」とどん欲だった。

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2008年4月21日のニュース