競泳の五輪代表発表、メダルは3個以上

[ 2008年4月21日 18:09 ]

 日本水連は21日、競泳の北京五輪代表31選手(男子16、女子15)を発表した。上野広治監督はメダル8個を量産した4年前のアテネ五輪と比べて「世界は記録を伸ばしており、相当厳しい戦いになる」と予想し、北島康介(日本コカ・コーラ)の男子平泳ぎ2種目と同四百メドレーリレーでメダル3個と、そこからの上積みを期待した。

 23人が初出場で、北島と中西悠子(枚方SS)が3大会連続で出場する。アテネ五輪に続く2冠に挑む25歳の北島は男子最年長で、過去の経験から「常に平常心でいることがテーマ」と話した。
 アテネ五輪から11人増えた選手団は東京五輪の39人に次ぐ2番目の多さとなった。最年長は24日に27歳になる中西で、最年少はただ一人の高校生で17歳の星奈津美(スウィン大教SS)の女子バタフライ勢。大学出が前回より9人増えた19人で、平均年齢は21・9歳から22・1歳に上がった。
 水泳陣は、飛び込みの2人とシンクロナイズドスイミングの9人を合わせて42人となった。

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2008年4月21日のニュース