藍、桃子 同組で結果明暗

[ 2008年4月21日 06:00 ]

 USLPGAツアーのギン・オープン最終日は20日、米フロリダ州オーランド ギン・リユニオン・リゾート(6505ヤード、パー72)で行われ、3日目に通算2アンダーの34位まで浮上した宮里藍(22=サントリー)は、3月のHSBC選手権最終日以来となる上田桃子(21=ソニー)と同組でのラウンド。5バーディー、3ボギーの70で通算4アンダーまでスコアを伸ばし284で25位に浮上した。同じく34位からスタートした上田は1バーディー、2ボギーの73で通算1アンダーに終わり44位となった。ロレーナ・オチョア(メキシコ)が69をマークし、通算19アンダーの269でツアー4週連続優勝を飾った。

 宮里は3日目と同じように、前半の勢いを最後まで保てなかった。同組の上田に米ツアーの先輩の意地を見せつつ、10番までに4つのバーディーを奪った。「チャンスが来たときに欲が出ている。もっと冷静でいないと」と自分を戒めながらのプレーで一時はトップ10に迫る勢いだった。しかし、終盤の2ボギーで失速。今季初のトップ10入りはお預けとなった。

 <桃子 流れ変えられず>上田は最終日までフラストレーションのたまるラウンドとなった。前半はひたすらパーを重ねて耐えていたが、11番でボギーが先行。13番でも再びボギーを叩いて後退し、通算1アンダーでフィニッシュ。3日目を終えたところで「(最終日は)トップ10を目指して集中力を増してやっていきたい」と自分を奮い立たせて臨んだものの、悪い流れはそう簡単には断ち切れなかった。

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2008年4月21日のニュース