横審やはり朝青の大はしゃぎに苦言

[ 2008年3月25日 06:00 ]

 大相撲の横綱審議委員会が24日、東京・両国国技館で開かれ、横綱・朝青龍の品格にまたしても注文がついた。春場所で4場所ぶりに優勝した朝青龍に対し、海老沢勝二委員長は「初場所の悔しさをバネにした精神力と気迫は褒めてやらねばならない」と評価。しかし、アロハ姿や報道陣への暴言、優勝を決めた後の大はしゃぎなどには批判的な意見も多く、内館牧子委員によると「横綱の言動は許容範囲と語る人と、以前と変わっていないという人は半々だった」という。同委員は「品格の問題はクリアになっていない。もっと厳しく指導してほしいとしつこく言った」と話し、乱れている礼儀作法や生活態度などの再教育の場として全力士対象の新システム導入を提言。北の湖理事長(元横綱)は「各部屋の師匠が指導している」と答えるにとどまった。

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2008年3月25日のニュース