丹野が福島大卒業「昨年以上の結果を」

[ 2008年3月25日 17:23 ]

福島大を卒業し「学位記」を持つ丹野麻美

 陸上女子四百メートル日本記録保持者の丹野麻美が25日、福島大を卒業し、4月に入社するナチュリルでの活動について「北京五輪に出場し、(準決勝に進出した)昨年の世界陸上以上の結果を残したい」と意気込みを述べた。

 丹野はサクラを散らした模様の赤い着物に、緑のはかま姿。卒業生でただ一人、大学の栄誉賞を授与され、卒業式後には陸上部の後輩から祝福のエールを送られ、胴上げされた。
 髪をアップにした髪形に「慣れなくてつらい」とはにかみ、「陸上中心だったが、教員免許も取得し、自分の目標を達成した。福島大の生活で世界に近づけた」と満足そうな表情を浮かべた。

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2008年3月25日のニュース